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日記ですよ。
私の場合、手帳の用途は日記だと前々から書いていますが、
がっつり日記をつけていた期間もあります。むしろ、日記帳を買わなかった場合に
手帳を買って日記にしていたようなもの。
予定とかない人間なんですよね……
私の誕生日が11月なので、親からの誕生日プレゼントとして立派な日記帳をもらったのが
1993年のこと。
メーカー:高橋書店
商品名など:MY DIARY
始まり:1994年1月
タイプ:1日1ページ
大きさ:B6ぐらい
価格:1600円(税込)
高橋書店の「MY DIARY」です。ぶあついです。1日1ページ。
当時高校生だったので、内容はひどいです。あと日記帳に浮かれています。
中身は小学生の頃から変わらず恋バナ中心、男の話が多いです。
遊び人みたいですがほとんど一方的な内容ですよ。付き合ってた人とかいないし
94年には告白してフラれた日の日記もあるし……
なんかいろいろ胸キュンです。胸キュンよ。これを読んで楽しいのも、解読できるのも、対話できるのも私だけ。私しか読者を想定していない本が日記です。もっとみんな日記つけよう。たのしいよ。
中身を適当に紹介。
まず表紙開くとコレですよ。94年も藤村阿智ですよ。ここはトイレの壁か。
ページの下には毎日名言が印刷されていて(ほぼ日手帳の「お言葉」見たいなのは日記帳によくついているものなのだ)、結構楽しみにしていたな。
こういうテンションの日記ですよ。これは一番わけわかんないテンションの上、読まれても困らない内容だったのでページ見本にちょうどいいかなって……
ちなみに「イタリア人サルチューチョ」は弟をあらわす隠語です。
何があったのか。「スナネズミ イロノーゼ」……なんのメモか……
こういう風に素直に、率直な、内容を書き記すこともあった。
オマケページは
郵便料金、歴史年表、路線図、アドレス帳、手紙の書式、人名漢字一覧表、年齢はやみ表。
郵便料金はこの年、1994年に定形郵便が62円から80円に変更されたので、手書きで表を直した形跡が。
なぜこんなにバナナのシールをあつめたのか……
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とにかく日記をつけててよかった。
忘れていることばかり。そのときは重要だったらしい、でもくだらない些細なことは
書いてなかったら絶対覚えていられない。
苦手だった人のこととか絶対忘れてるし。
おぼえてることでもこんなに細かい会話とか、絶対かいといてよかったと思う。
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【まとめ】個人的な評価
■よい点
・たっぷりかける。
・名言や豆知識が控えめだけど面白い
・高校生にはちょうどいい、歴史年表や路線図。
・20年経っても不安げのない丈夫な製本。
■悪い点
・とくになし あえて言うなら分厚いけど1日1ページだからしょうがないなあ〜
手帳・日記カテゴリもよろしくです。
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