以前から雑司が谷みちくさ市・ブングテンなどでも古い文房具を展示されている、たいみちさんのコレクションから選りすぐりが展示されています。

全体の写真を撮るのを忘れていた。
なかなか全体を取るチャンスがないぐらい、たくさんの方が訪れていたともいえる!

消しゴムもたくさん。消しゴムだけでもいろんなデザインがあるな〜。
昔の消しゴムはゴム自体にデザインがプリントされてるので、なんて書いてあるかも見てて楽しい。
ナショナルの消しゴムはノベルティとかだったのかな?

こういうステープラーやパンチなどの金属製品はかっこいいですよね。
いまのプラスチックの文具も使いやすくて好きですけど、
過去の商品で「当時はこれが最良だった」って言うのを見るのは好きです。最良ってのは素材とかつくりが高級ってだけのハナシじゃなくて、量産できるかとか、素材が入手できたかとかそういうハナシです。
コンパス類もこんなに種類が!
天秤みたいに目盛りがついていたり、それぞれが違うデザインになってるのも魅力的。かっこいい。
ひとつだけ持ってるよりも、やっぱりこうやってずらーって並べて見せてくれると興奮度UPです。

冊子、残部少だったところをゲットしてしまいました。
欲しかったんだもの……
展示はたくさん並んでいて、その場で圧倒されて見逃してしまったものも、
もう一度図録で確認できるところがすごくいいです。
私の展示のときの作品集も、それはそれでぜひ読んで欲しい冊子として作りましたけど、やっぱり展示品の図録はいいなあ……
私も電卓の本をもう一度作りなおしたい!(昔作ったのですが今在庫なしです)
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25日はナイト営業&トークショーでした。
これも毎回楽しみにしています。展示自体もいつも楽しいんですが、やはりご本人による見所などの解説があると、「えっぜんぜんそこに注目してなかった&気づいてなかった!」と思います。
ざっと見てからハナシを聞いたのに、改めてじっくり見たい展示品が出てくる。
「紙製の、もろそうな筆入れなのに『とてもすばらしいものだ』という説明文が添えられている」はなしとか
「壊れやすい素材なのに、なんで複雑なギミックをつけたのか?」など
見所を教えてもらうとさらに楽しめる。
いくつか鑑賞ポイントがわかれば、「あっ、じゃあここも面白いですね!」って新しい面白さを見つけることができるし、自分でも街で見かけたものの「ここが面白い!」を楽しむキッカケになるかもしれない。
このトークショーの様子も、後日ネットで見られるようになるそうなので、公開されたらこちらでもリンクを貼ります!
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展示自体は3月12日までありますし、一時的に売り切れている冊子もまた補充される予定とのことですので、
ぜひ見にいってみてください!
「大正・昭和アンティーク文具展」