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2015年10月20日

文房具本の世界に期待の新星


夏休みの宿題で作った文房具図鑑がすごい - デイリーポータルZ:@nifty
http://portal.nifty.com/kiji/151020194854_1.htm


小学生の男の子が、使った文房具をイラストつきで紹介・批評する本を、
100ページという大ボリュームで作成した!とのことで大変話題になっています。




私もこの図鑑のコピーを、ブングジャム二次会で見せてもらったのです。
個人でほそぼそと文房具本を作ってる私にとっては内容が気になるところです!

いや〜、すばらしいですね。
もっとみんなが自分の好きな文房具の話を冊子にすればいいと思ってるので
大歓迎です。

ブログは終わりとはじめがないので読むが好きじゃないんですよ。
本で「ここからここまで、僕の言いたいこと」ってなってるのが好き。

小学生にして、自己満足だけでなく人も楽しませようと漫画やイラストなどのコンテンツを突っ込んでくるところもすごい!
私も雑誌のような、何度も読めて、写真とデータだけじゃない本が読みたいし作りたいといつも思ってる。

100ページのボリューム……
私だってもう13冊も出してて350ページ以上文房具のこと書いてるモンね〜!!!
(本気で張り合う)
11年かかってるけど〜!!って、そうか、この文具本を作った健太郎君が生まれた頃から書いてるのか……


デイリーポータルの取材記事を読むと、きっかけはMONO消しゴムについて知ったところかららしいけど、ボールペンを漫画作成のために使ってたとか、漫画を描いてるうちに文房具にはまったというところが私にも覚えがある展開。

↓こっから自分語り
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私も子どもの頃から漫画を描いていまして、

■小学三年生でページにコマをわって漫画を描く
 →漫画を描くために、らくがき帳の存在を気にするようになる(文具店で買いたいものができた)

■本を作りたい。と思って、遠足のしおりみたいに綴じることを思いつく
 →ホッチキスに興味がでる。綴じるためにページ数がある漫画を(紙の両面に)描き始める。

■小学四年生、本のページ数を増やすためにクラスメイトから漫画を募集する。
 →キングジムのクリアファイルを発見、漫画を痛めずに回覧できると感動する

■中学二年生あたりからオタクになって、仲間内のコピー本を作成したり、
 イラストの描き方を研究したり、友達と通販で画材を共同購入したりする
 →「スクリーントーン発注するけど一緒に買う人いる〜?」みたいな掛け声が響く教室でした
 →ホッチキスで止めたあとに「製本テープ」を巻くことを覚える
 →ロットリングに憧れながらつけペンの練習をする

■高校、専門学校あたりは安定して文房具・画材店で使いたい材料を探す日常が続く

■21歳、無職、近所の文房具屋さんがなぜか「パソコンに詳しい人」という条件の
 スタッフ募集を店頭に貼っていたので、応募して入社しシステム担当になる
 →どっぷり文房具の世界へ……

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やっぱり、何かを描く・書くことを続けていると、文房具からは離れる隙がないわけですよ。
漫画家さんとかには文具好きが多いんじゃないかしら。
小説家、ライターなどの執筆業でも多いですよね。
事務職も、「あっこれ使いやすい!」に気がつくと一気に文具の世界へこんにちは。

最初に紹介した本の作者:健太郎くんも、ぜひこれからも漫画を描いて、そのついでに「使いやすい・表現に役立つ文房具」を見つけていって欲しいなあ。
そしてまたいい文房具ネタが溜まったら本を作って欲しい!
posted by 藤村阿智 at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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