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2017年10月04日

うちにあるシャープペンシル全部

うちにあるシャープペンシルを全部ブログで紹介してみるのはどうだろう。

そう思いついたのは、もちろんうちに少ししかシャープペンシルがないからである。
ボールペンは無理じゃない?紹介するんじゃなくて写真だけ、ペンを広げて「どうよ」ってやるのはできそうだけど、あんまり意味がないし。カラーペンやその他筆記具も含めたら片付けるのも考えたくない感じになるんじゃないか。そうでもないか。でもまああんまりやりたくないな。

と言うことでシャーペンの写真を撮った。
まずお気に入りで普段使ってるものから。

mecha01.JPG

もう何年も更新されていない、このラインナップ。
パイロットS5の0.7と、パイロットシンメトリー0.5。
持ち歩くのはS5、家ではシンメトリー。寝室とパソコンデスクの2か所にシンメトリーを置いている。
シンメトリー好きなんだけどな。どこがと言えば、この先のほうまでグリップとつながっておおわれているところ。段差なし。絵を描くせいか、短く持つ癖があって、普通のシャープペンは大体ペン先の段差に薬指が当たって痛いんですよ。

細かいところを描く時は短く持ち、長い線を描くなら長く持つ。そういう持ち方を変えて描くときは、変にグリップが「ここからここまで」ってなってたり、くぼんでたりしたら嫌なのですよ。
だからシンプルな形が好きです。S5も同じ理由で使ってます。グリップが硬かったりすると好きじゃないのでS3、S10、S20とあるけどやっぱり一番S5が好き。 0.7が好みなのですが、シンメトリーには0.5しかなかったから0.7が欲しかったな〜。(なかったよね……?)

mecha02.JPG

お次は、昔使い込んだパイロットのVega0.7。
太さが気に入って買って、何も不満がないまま壊れないのでずっとつかったもの。
年季が入ってるでしょ。
下は最近買ったコクヨのコロレーシリーズのシャーペン。
見てください。先っぽに段差がなく、グリップでおおわれており、ちょこっと滑り止めがついている。そして軽い。完璧じゃないですか、シンメトリーの段で言ってた「好みのポイント」以上にイケている!
文具店では見かけなくて、私はキャンドゥで買いました。
軽くて描きやすいです。でも……なんだろう……芯がやたらと折れるんですよ。私のだけ??芯が折れることをあんまり気にしない私でも気になる頻度で折れる。

そういえば、最近こういう先っぽがプラスチックのシャープペン使ってない。そのせいでちからのかけ方が違うのかね。

mecha03.JPG

次〜。
普段はあんまり使わないけど気に入ってる太い芯のシャープペンたち。太い芯で絵を描くとうまく見えるけど、それは目が勝手にいい感じに補間してるだけなので、最終的にペン入れするなら太い線で描くとギャップが出ちゃうからよくない。
でも落書きとかメモにはするする書けて楽しいよ。

mecha04.JPG

なんとなく、買ったけど出番は少ないシャープペンたち。
これまでちょこちょこ言っているけど、太い柔らかめの芯が好きなので……細い芯は使うところがなくて……
でも、絵描きの人でペン入れせずにシャープペンの線だけで描いてスキャンするタイプの人は細いの好きですよね。私は筆圧が強いので(持ち方も悪いから力が入っちゃう)細いと折れる、消しゴムで消せない、と不便になるのです。
あとノックをカチカチやったり芯を戻したりってのを無意識にやるので、ノックしなくていいものはあんまり出番がない。ペンも斜めにしがちで、結構芯を出してないとペン先をこすってしまう、などなど。
ぺんてるグラフギアはファンも多い名品ですけど、私の場合グリップが金属なものは薬指が削れるのです……
これを買って初めて知ったのも遠い昔……それ以降硬いグリップのシャーペンは買っていないのです。
ダイソーの0.9は悪くないけど、ほかにも0.9持ってるので特にこれじゃなきゃいけないこともないので買って満足して使ってない……

mecha05.JPG

つぎはコレクションもの。
「きっと勝っと」なシャーペンは受験前のノベルティだったと思う。もしかしたら売ってたかな?
マーブルチョコみたいなシャープペンは、キャップをすれば完全に円柱型で面白い。ノックはキャップをお尻にセットして押す。
BICのキラキラはBICの文房具セットに入っていた。
Meijiのは当時はやってたお菓子コラボペン。
お土産でもらったドラえもんシャープ。
あれ、これよく見たらいいグリップのカーブしてるじゃん……
でもドラえもんのマスコットがブンブン揺れて描きづらい。取ったら普通のペンだな……

mecha06.JPG

最後に、多機能シャープ。
左のはマークシート用、平べったい芯が付属。試験と宝くじに。だいぶ用途に幅(?)があるな。
ピアノ鍵盤柄2色ボール・シャープペン。短くて何気に便利かも。いっそボールペンの芯は抜いて、軽くて短いシャープペンとして使ったら新しい書き心地に……?
1101.comペンは、ほぼ日手帳の付録としてもらったもの。元はぺんてるの多機能ペン。
SUDOKUペンシルはノックが要らないタイプ。パズルを解く邪魔をしない。


これで全部です。

22種類でしょうか。

消耗品でもないので、あまりいろいろと試せていません。
今のところS5とシンメトリーで満足しているというか……


なんでこんな記事を書き始めたかと言えば、こないだネットの某所で絵を描く人たちが
「私の使ってるシャーペンはね〜」
「お気に入りのシャーペンはね〜」
……と、大変興味深い話をしていたんですよ。
残念なことにあまり長く見られなかったし、もうログが流れて追いかけられないのですが。
ちゃんと見られなかったからたいして情報も傾向もつかめなかったので、またああいう話を見てみたいと思いつつ、目に入ったのは「回る機能あんまり必要ない……(芯が回転して尖る機能)」「細いの好き」「細いの苦手」というような、シャープペンへの感想。

考えてみれば、私のシャープペンへの不満って「これ、絵を描く道具じゃないんだなぁ」と言うところ。
文字を書くものですわ、シャープペン。

NHKの「漫勉」とかで、漫画家の方が絵を描いてるシーンが映ると、結構な頻度で
「字を描くのと全然違う持ち方だな」って人がいるように思います。
私も、先述の通り
・ペンのすごく先のほうを、短く持って細かいところを描く
・長い線やラフ、アタリはペンの真ん中らへんを軽く持って倒し気味にしゃしゃしゃーっと描く
って感じで、持ち方がどんどん変わります。
多分勉強してるときはそういう使い方をしない。

じゃあ、絵を描くときに使いやすいシャープペンってのがあるんじゃないか?

とりあえず私にとっては、シンプルで、手が痛くならず、持ち替えが容易で、グリップなど邪魔になるものがなく、太めの芯が入り、軽いもの。

鉛筆でいいような気がするけど、やっぱり削るのは大変だし、鉛筆シャープだとストレートすぎて持ちにくいんだよなあ。角は無いほうが嬉しい。細すぎても手がつかれる。贅沢。


シャープペンについてはほとんど詳しくないから、知らないだけで
「あれが完璧なのに何を言ってるんだこいつは、しらないのか!?」ってのがあるかもなぁ〜
長いことシャープペン売り場に行ってないな……
シャープペン探し強化期間にしようと思います。

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【余談】

パイロットのクロッキーシリーズは絵を描くためのホルダーですよね。
あれはすごくいいです。でも4.0mmの太芯だしシャープペンではないんですよ。
ああいう形・軽さのシャープペンがあれば私の理想に近いかも。
クロッキー | 筆記具 | 画材・製図用ペン | 画材用ペン | 製品情報 | PILOT
http://www.pilot.co.jp/products/pen/art_pen/art_pen/croquis/

改造して自作するかな……?

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【余談2】
パイロットのサイトを眺めてたら「デルフル」のかたちいいなぁ〜
でもクリップが外せなそうだな(外しちゃうタイプ)。
こんど探してみよう。
シャープペンシル デルフル | 筆記具 | シャープペンシル | シャープペンシル | 製品情報 | PILOT
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen/delful/
レックスグリップのシンプルさもなかなか。
レックスグリップ | 筆記具 | シャープペンシル | シャープペンシル | 製品情報 | PILOT
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen/rex_grip/

結局全部パイロットかよ!w
他も見てみます!
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【宣伝】
シャープペンもちょこっとあり、ボールペンやマーカー、筆ペンなどその他の筆記具についても語った同人誌の電子版がAmazon kindleで配信中なのでよかったらどうぞ。Kindle Unlimitedでの読み放題にも登録しています。

【同人誌】別冊文房具 筆記具 電子版 (メルプのお部屋)


その他の文房具関連同人誌はCOMIC ZIN様で通信販売も委託しています
posted by 藤村阿智 at 19:00| 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

旬刊経理情報掲載のコラムで取り上げた文房具リスト

中央経済社の旬刊「経理情報」で連載中のコラム
「イチオシ★仕事が輝く文房具」で取り上げた文房具のリストです。
半分以上、自分のために作るリストですがご参考にどうぞ。(なんの?)

【No.1441】2016/3/20号(2016/3/10発売)
第1回 低価格ボールペンの定番品
ジェットストリーム Vcorn

【No.1442】2016/4/1号(2016/3/18発売)
第2回 指サック・紙めくりの印象が変わる新アイテム
メクリボン ペンデメクルン

【No.1443】2016/4/10号(2016/4/1発売)
第3回 ちょっと変わったふせんを使ってみませんか
メモックロール こころふせん

【No.1444】2016/4/20号(2016/4/8発売)
第4回 無駄なく使えるホワイトボードの消耗品
三菱鉛筆 おしらセンサー、 レイメイ藤井 はがせるイレーザー

【No.1445】2016/5/1号(2016/4/20発売)
第5回 軽く使えるホッチキスときれいにはずせるリムーバー
マックス サクリフラット、 サンスター文具 ハリトルPRO

【No.1447】2016/6/1号(2016/5/20発売)
第6回 カッターナイフの刃をこまめに折れば切れ味抜群
NT A-552p、 オルファ ポキ

【No.1448】2016/6/10号(2016/6/1発売)
第7回 便利なペンケースで文房具を持ち運ぶ
コクヨ ネオクリッツ、無印良品 ポリプロピレンペンケース

【No.1450】2016/7/1号(2016/6/20発売)
第8回 便利な工夫がされている油性マーカー
パイロット VsuperColor、 ぺんてる ノック式ハンディ

【No.1451】2016/7/10号(2016/7/1発売)
第9回 日常で使える、進化したノート
マルマン ニーモシネ、コクヨ ソフトリングノート

【No.1452】2016/7/20号(2016/7/8発売)
第10回 進化した便利なテープのりを使ってみませんか
ニチバン tenori、 コクヨ ドットライナースタンプ

【No.1453】2016/8/1号(2016/7/20発売)
第11回 快適に判子を使うための新アイテム
シヤチハタ シクオス、 シード はんこの汚れ取り

【No.1455】2016/8/20・9/1号(2016/8/10発売)
第12回 厚めの書類もしっかり束ねる便利なクリップ
オート スライドクリッパー、オート ガチャックガチャペロ

【No.1456】2016/9/10号(2016/9/1発売)
第13回 ラインマーカーを便利に使い分けましょう
ぺんてる ノック式ハンディラインS、ゼブラ マイルドライナー

【No.1457】2016/9/20号(2016/9/9発売)
第14回 ファイリングに欠かせない2穴パンチと補強シール
ライオン事務器 ジュール35、コクヨ ワンパッチスタンプ

【No.1460】2016/10/20号(2016/10/7発売)
第15回 細い芯、太い芯のシャープペンシル
ぺんてる オレンズ、コクヨ 鉛筆シャープ

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(現在連載中:2017/5/18時点)
ラベル:お仕事 コラム
posted by 藤村阿智 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

シャーペンのお気に入り

世の中ではぺんてるさんの「オレンズネロ」というシャーペンが話題になっているようです。



amazonでは値段が8000円超えてる。あはは。(3/22現在)

品薄と言うことで、なかなか入手できない中、定価以上の値段をつけてくる業者もいるということで……
せっかくだから定価で買えるのを待ちましょうよ。廃番商品でもないので。
販売店じゃなくて転売屋さんは転売のために購入するのはやめましょうね……
販売店が品薄のため値上げってのは(よくないけど)まだわかるけど、転売屋から買ったら余計に品薄になるかもしれませんからね。今後の話題の商品も同じことになるかもしれない。やっぱ定価で買える時に買おう。


オレンズネロ|商品紹介|ぺんてる株式会社
http://www.pentel.co.jp/products/automaticpencils/orenznero/

定価は3000円+税か。
それでもシャープペンシルとしてはなかなか高額。
うちのシャーペンはみんな1000円以下だな……


オレンズネロはたぶん買わないかな。製図用シャープで固いボディのものは苦手で。
ぎゅっと握りしめて持ってしまうので、すぐ手が痛くなるわけです。
グラフギアもグリップがやすりのようで、持ち方が悪い私にとっては薬指を削られる思いがするというか(笑)

そして細い芯のシャープペンと、とがるシャープペン、折れないシャープペンにあまり興味がない私……
最近出るシャープペンみんなそういうのだから、そんなにほしくならないんですよね……

そんな私の愛用シャーペンは、いつも、何度も言っている通り

パイロットの
■S5

http://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen/s5/

■シンメトリー

の二種類です。
シンメトリーはamazon見てみたら値段が17万になってた(売れないだろう……)
廃番商品ですしね。私も大事に使っています。
とにかく、持ち方が変な私にとって、太めのグリップでペン先までカバーされてて、ペン先のほうにつなぎ目がないっていうシンメトリーはすごくいいものなんですが、残念ながらなくなってしまったので……
真ん中の謎の部品も取っ払ってほんとに棒みたいなシンメトリーでないかな。グリップの曲線は結構気に入ってるのでそのままで。
ドクターグリップなどのグリップ部分を先のほうまでかぶせてくれるんでもいいです。
そして芯は0.7mmのが出るとうれしい……
posted by 藤村阿智 at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

万年筆インクで絵を描く記事と動画作成しました

t_mannen.jpg

万年筆インクで絵を描く

最近、購入した万年筆インクを使っていろいろ絵を描く方法を試していました。
だいぶボリュームが出てきたのでサイトに記事としてまとめました。
こないだ描いた絵は動画も撮ってたので、動画もUPしましたよ~。
ぜひ上のリンクからご覧ください!
posted by 藤村阿智 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月27日

画材の紹介や工作もいろいろやってますよ

同人誌のほうで文房具も紹介していますが、本ではもちろんwebサイトでも画材を紹介したりしています。

というか、もともと絵をかいたりなんかしたいと思って文房具を使ってるのだから、
私としては画材と文房具を分けていないのですが……

でも文房具好きでも画材コーナーは見ないって人多いでしょ?
ノート好きだけどスケッチブックは買ったことないって人も多いかも。
スケッチブックとかクロッキー帳とかってアイディアメモにいいですよ。
クロッキー帳は薄手の紙がたくさんつづられてたりして、わりといっぱい書くところあるし、
スケッチブックのしっかりした紙は図の入ったアイディアだけじゃなくてスクラップの貼りこみとかにも便利。

ペンなんか、画材屋さんで売ってるマーカーってのも普段使えるものがいっぱいあるし、色も豊富よ。
「○○に書ける」とか特殊なインクも画材にはとっくにあったりするし……
画材置き場で見つけてもらえない場合には文房具に変装して紛れ込むんだろうけど。


それではわがサイトで紹介している画材や、工作ページへのリンク集です!


【描いてみた】100均の色紙にコピック・色鉛筆などでイラストを描く BLACKSTRAWBERRY
http://www.blackstrawberry.net/shikishi/index.html


グラスデコで絵を描く 自由研究シリーズ BlackStrawberry

http://www.blackstrawberry.net/other/glassdeco.html

フリクションいろえんぴつ試してみた
http://www.blackstrawberry.net/other/2013f/index.html

【作ってみた】大雑把が作るエプロン BLACKSTRAWBERRY
http://www.blackstrawberry.net/nuno/index.html

【作ってみた】オリジナルTシャツを作ろう【手描き】 BLACKSTRAWBERRY
http://www.blackstrawberry.net/achiT/index.html


ミニミニノートを作る 手作り文房具 自由研究シリーズ BlackStrawberry

http://www.blackstrawberry.net/other/mininote.html

ダイソーのキャンバスボードに絵を描く アクリル画 自由研究シリーズ BlackStrawberry
http://www.blackstrawberry.net/other/100canvas.html

【粘土・陶芸】オーブンでできる粘土陶芸に挑戦 BLACKSTRAWBERRY
http://www.blackstrawberry.net/nendo/index.html

水筆使って水彩画を描く ウオーターブラシ 自由研究シリーズ BlackStrawberry
http://www.blackstrawberry.net/other/waterb.html

【作ってみた】魚Tシャツ! オリジナルTシャツの部屋 ターナー 布えのぐ BLACKSTRAWBERRY
http://www.blackstrawberry.net/achiT/howto02.html


ウィンザー&ニュートンのウォーターカラーマーカーで絵を描く 自由研究シリーズ BlackStrawberry

http://www.blackstrawberry.net/other/winsor_newton_wm.html


夏休みとか冬休みの工作の参考にもどうぞ〜。
ラベル:文房具 工作 画材
posted by 藤村阿智 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月26日

小豆色の万年筆インク(京の音)で絵を描いてみた

先日のトークライブのとき、TAG文具まつりで販売されていた
万年筆用インク「京の音」の新色「小豆色」を買ってきて、それでイラストを描いてみました。

スキャンして少し鮮やかになってますけど、きれいで控えめな赤紫といった感じです。

web161125.jpg

線画は金丸ペン先をつかい、薄い点は綿棒にインクをしみこませてスタンプしました。
今度は他の色も合わせてこういう絵を描いてみようかな。

京の音 小豆色
ラベル:万年筆 インク
posted by 藤村阿智 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月29日

子どものころ、と文房具

ただの思い出話です。

よく、文房具好きな人の話としては
「子どものころから好きで、文房具をキッカケにひとと話をできたり
人気者になったりした」

というものがありますね。

私はないなあ……文房具のおかげで人といいコミュニケーションがとれたこと。
(今はありますよ。あくまで子どものころの話。)

変わったものが好きだったので、文房具屋は大好きで、よく人と違うものとか
(自分が選ぶものがそもそも人とちがった)
持っていたんですが、まず……嫌われてたんで……

嫌われ者をなめんなよ。
文房具が面白くても好かれないんだよ。
私が持ってるものとか触ってるものはみんなキモイんだから、
「うわ〜なんか違うの持ってる。むかつく〜」とか
「あいつと同じの持ってた。使うのやめよ」とか
「へんなの持ってる。あれがいいとおもってるのかしらね〜」とか!
言われたり、持ってる消しゴムをばい菌扱いされたりって思い出しかないですよ。
「うわ〜あいつの消しゴムだぜ」「よせよこっちに持ってくるなよ」「すてちまえ」
って言われて消しゴムがどっかにいったりして泣いた記憶が……

そうそう、私が小学校中学年ぐらいのころ、「消しゴム掃除やさん」ってのをはじめたんです。
好かれたくて、役に立てばいいんじゃないかと思って。仕事をやってみようと。
黒っぽくなった消しゴムを預かって、少し消したりして綺麗にするわけです。
最初は評判良かったんですけど、
「なんかあいつが綺麗にしたら消しゴムが減った気がする」(あたりまえだけど……)
「そもそもあいつが触った消しゴムは汚い」といわれて、誰も頼んでこなくなりましたね。



まあそんなこんなで子どものころは文房具をもってるからどうだということはなかったです。
どんなの持ってたかもあまり覚えてない……(雑誌の付録の文具はけっこう覚えてるけど)
単に、絵を描いたり面白かったり素敵だったりして私を慰めてくれていた。
別に文房具は道具であって、使っていろんなことをしたけど、友達でもなかったな。

私が友達と言うか、仲良くしていたのはほんとに役に立たないものですよ。
丸いものが好きで丸いものに名前をつけていつも持ち歩いていました。


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小学生のとき初めて「これはすごい!文房具屋さんで買えた!もっとほしい!」
って思った文房具はキングジムのクリアーファイルですね。
小学校3年か4年のとき。
リピートして文房具を買うという体験はこれがまちがいなく初めてだと思う。

自分で書いたものを本にしていろんな人にみてほしくて、
書いたものをホッチキスで綴じてたんですけど、すぐぼろぼろになっちゃうし、
なんか「本っぽくならないなあ、本ってなにが違うんだろう」って思ってたところに
見つけたのがクリアーファイルですよ……
私にとっては完全に本で、これに描いたまんがを入れておけば、ページをめくってもまんがが痛まないというすぐれもの。
早く空きポケットを埋めたくて、他の人にも漫画を描いてもらったりして何冊も作ってました。

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だから……なんか他の人と語り合えない、子どものころの文房具の思い出なんだけど、
まあそれはそれでクリアーファイルに興奮したことが思い出せていいかなあとおもいますよ。
ラベル:思い出
posted by 藤村阿智 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月20日

広島のお土産文房具

お土産でも文房具を買う私です。
自分用のお土産です。人へのお土産はあまり文房具にしないです……

好きなタイプのお土産
・その土地の名前、名産をちゃんと利用している
・その土地が地元の会社が作っている
・オリジナリティ・企画力あふれる商品

あんまり興味をもてないお土産
・どこにでもある土産品で、名前のシールや印刷がその土地の名前になってるだけ
・あまりにもチープなつくりのわりに高いもの

広島で買ってきたお土産はこちらです!

IMG_0938m.jpg

広島の筆、大和ミュージアムや宮島水族館のマグネット、
広島カープオーバンド、紙めくり、
ちんあなごマステ、宮島水族館の水の生き物竹しおり。

竹しおりあたりはどこに行ってもあるお土産なんですが、ちゃんと宮島水族館の名前が入っていたのと、
カブトガニ・タコのしおりってのは珍しいなあと思いまして。
筆は広島の筆で、ちょっと使いやすそうですよ。
軸も教育用に六角だってのがいい。多分書道用だとおもうんだけど、絵の色塗りに使ってみよう。
紙めくりも地元の会社のオリジナルらしい。
posted by 藤村阿智 at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

ドラえもんの定規を買ったよ

文具好きなんですけど、過去には(いまでも?)ドラえもんをテーマにしたwebサイト作ったぐらいドラえもん・藤子不二雄も好きな私ですよ。

もちろん今でもグッズを買ったり本を買ったり映画を観たりしていますが、昔ほど詳しくないような気がします……衰えを感じる。

それは置いといて、こないだ雑司が谷みちくさ市で購入したドラえもんグッズがこの
ドラえもん定規です。
dorajogi.jpg

こないだといっても去年の11月かなあ?
みちくさ市会場のちかくで、「ブングテン」という文房具のイベントが開催されているので、そこへ行った帰りにみちくさ市で文具関連のお品を販売しているブースへ立ち寄ったのです。
蛍窓舎さんのところ。

古い感じのドラえもんグッズで、テンプレートにあわせればドラえもんの絵が簡単に書けるよ〜というおもちゃ。
さすがに試すのがもったいなくてやってみてないですけど。

いつごろのものかな?と調べようとしましたが、うちにある資料の中からは同じものが見つからず。
一応アヤシイ商品ではないと思うのですが……
文具・雑貨とかはこまごま出てるだろうからなかなか全部網羅は出来ませんね。

posted by 藤村阿智 at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

保存性のある筆記具(ボールペン)ってどんなんだろう

だいぶ前ですけど、ラジオで発表された「OKB総選挙」(お気に入りボールペン総選挙)の放送を聞きつつハッシュタグで人の感想を読んでいたら、

「順位が上のボールペンがこういうラインナップと言うことは、みんな保存性考えてないんだな」っていうようなことをおっしゃってる人がいたんですよ。

と、いわれると、「ふむふむ〜OKB上位は保存性を考えない、その場の書き味重視の人のチョイスなのか〜」というところまで考えてしまいますが、……正直ほんとうにそうなのかはわからない。
ジェットストリームとかの保存性ってどうなんでしょ。

日本で普通に売ってるボールペンで、そんなに「うわ〜これで書いたらあっというまに劣化して判読不可能になってるよ〜、このボールペンで大事な文章を書くんじゃなかった〜」と後悔するようなことは無いような気がしますが……

再生紙の中でも質の悪い、酸性の紙に書いて、ロッカーの扉とか壁の夕日が当たるような場所に張りっぱなしだったらどんな筆記具でも寿命は短いでしょうが、手帳やノートに書いて普段はとじている分にはそんなに気になるほど劣化しないんじゃないか。

私の手元に残る古い書類は、30年前に描いたまんが(ラクガキ帳に鉛筆)ですが、これは鉛筆と言うこともあって、
多少薄くなってるかもしれないけど読めないことは無いです。
20年ぐらい前に描いた学校のノートも、カラーペン含め、とくに劣化した感じは無いかなあ……
日記帳もボールペンで書いてありますが、別に悪くない。
子どものころは文房具は(好きだったけど)とくに銘柄を考えて使ってたわけではないので
(画材には興味がありました)
なにで書いたおかげで劣化してないのかはわからない。
でもハイテックがまだまだ出たばかりだったし、普通の油性ボールペンか、パイロットのドローイングペンかな?

最近の5年日記とかには、ジェットストリーム、パワータンクなどで書いています。
とくににじんだりはしてないかな。スリッチで書いてるところもあるな。とくに劣化は感じないかな〜。


そういう、筆記具を購入したときに「何年何月何日、メーカーはどこ、商品は何」というメモをおなじノートに書き記していけば、何年たってどういう筆記状態になったかわかって楽しいかもしれない。



ジェットストリーム


パワータンク



スリッチ
ラベル:筆記具
posted by 藤村阿智 at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

あちこちの文房具店に行っています

今年の目標として、「あちこちの文房具店に行く」というものを設定しています。
まあぬるい条件ですが、入ったことの無いお店も積極的に入り、いろんな文具店を見ようというものです。

1月、2月はやはり年が始まって目標を立てたばかりと言うこともあって、
本当に積極的に文具店に行きまくったのですが、最近ちょっとサボっています……
でも今年だけで50店の文具店を訪問しました。大体の場所でなんかしら文具を購入しています。

旅に行っても文具店を見つければ入ってみる。
小さい文具店でも、ある程度品揃えがありそうなら入る。
たまに……地図や看板の上では文房具を売っている店らしいが、店構えを見ると「もう文具は無いんじゃ」って言うところありますからね。

あと、文具コーナーは数に入れてない場合もあります。
ファイル、事務用品なども置いていたら文具店としてカウントしますけど、
筆記具やおしゃれ雑貨、マステ、シール、ポストカードぐらいしか置いていない(もちろんそれが悪いわけではない)
「文具コーナー」もあるし、スーパーやコンビニにも文房具は置いてますけどね、数には入れてないです。


いまは軒数が増えにくくなっちゃってるけど、この目標を立ててよかったと思ってます。
たくさん見ることで、文具店に自分が何を期待しているのか、どういう文具店が好きなのか、
文房具と文具店と、売る人、買う人、作る人の巡る感じとか、少しずつ感じている気がします。
まだまだズバッと言葉にして人に納得してもらえるように伝えるまでにはいたっていませんが……

また、6月もちょっと意識して新しい文具店を訪れてみようと思います。
ラベル:文具店
posted by 藤村阿智 at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月17日

万年筆用のインクで絵を描く

懲りずに万年筆用インクで絵を描いています。
万年筆一本しか持ってないんだもの。そっちはパイロットのブルーインクカートリッジを入れるって決めてるんだもの。

ということで、今回もつけペンで万年筆用インクを使って描いた話です。




綿棒と水も使って。

水にある程度溶けてしまうから、先に描いた主線までにじませないように、綿棒の扱いにちょっと気を使いました。
先に綿棒で色をつけて、最後に主線を描くのもありかもしれません。
または、線がにじんでもいいような絵にするとか。

今回の紙は.tooのスケッチブック。コピック向けらしく、にじみにくいようですよ。
このスケッチブックを買ったとき、一緒にWinsor&Newtonの水彩マーカーを買ったら、店員さんが
「こちらのスケッチブックはあまりにじみが生かせないですけどだいじょうぶですか?」って聞いてくれた。
W&Nのマーカーは別で使うつもりだったからぜんぜんかまわないんですけど、
そういう風に製品の特徴を把握して、ちゃんと買う人に伝えてくれるのがすばらしいと思いました。

で、万年筆インクの絵も、今回はにじみをそんなに重視しなかったのでこのスケッチブックに描きました。
今度は同じような技法で水彩紙(にじみ止め少)に描いてみようかな?

万年筆インクについてはこちらに記事を書きました。
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2016年04月25日

たてつづけに「文房具を捨てる」話をみた

溜め込んでてあんまり文房具を捨てないタイプのわたしです。

最近お片づけネタで、「文房具を捨てる」というブログ記事を読んだ。

別に「文房具を捨てるなんて……!」といいたいわけじゃないし、
普通の人は捨てたらいいと思う。
片付けないタイプの人の家やひきだしに、つかえそうもない文房具が転がってることほど
イライラすることはありませんからね(一緒に住んでたり「片付けて欲しい立場」だったりすると特に)。

私などは文房具コラムを書いていたり、文房具の同人誌を作ってる関係で、
使えなくなったり使い切った文房具も資料として役立つことがあるので、
けっこうな分量が「とっておいて」あります。

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文房具の見直し - ミニマリストになれるよね
http://soujitokokoro.hatenablog.com/entry/2016/04/17/083508


所持している文房具を一覧して、使うもの、もう使えないものなど分類・見直しするのはいいですね。
しっかり使うキッカケにもなると思います。
埋もれてて使わないうちに使えなくなったりホコリかぶって汚らしくなってしまったらもったいないですから。

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私の文房具**オススメのボールペン♪& 断捨離終了後の1日1捨て!(9〜12) - 無の暮らし
http://apari34.hatenablog.com/entry/2016/04/12/091525


多色ボールペンと、ポーチに入るぐらいが残ってる。これもいいかも

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文房具を断舎離して捨てる!本当に必要なのは3本だけ(※写真付き)
http://lifeqa.net/how-to-minimalize-stationery/


……といいつつ、3本に絞りきらないところがいいですね(笑)
たくさんあると気が散る人は確かに少ないほうがいいかもしれませんね。
私は少ないとダメなタイプです。たくさんの中から選ぶことより「目の前にペンがなくて探す」ほうが、ストレスに感じます。

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家中にある文房具を200アイテムほど断捨離してみた - とりてみ、でいこうか。
http://www.toritemi.com/entry/2016/04/24/170000


この方はなかなか、いままでの人よりもガチで「捨てたほうがいいかも」っていう溜め込みっぷりで
片付ける話はきもちいいぐらいです。具体的にハサミ10本はおおいだろwみたいな話でおもしろい。
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ぜんぜん読めてないですけど、文房具関連の断捨離記事を集めた記事もありました。
書類、文房具の断捨離と整理の仕方のまとめ
http://minimalist-fudeko.com/how-to-declutter-stationery/


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こんなにまで、みんな、文房具をごちゃごちゃ持ってて捨てたいのね……
捨てた結果、とっておいた文房具がなんなのかを見るのはなかなか面白いです。
あまりかぶらないということは、やっぱり好みが出るんだなあ。

文房具だけでなく、私はかなりの溜め込み体質で、しかもけっこうチェックした上で「捨ててない」んですね。
いつの間にかたまったわけでもなく、もう持ってることも所在も把握した上で買ってるものがほとんどだし、
違うから持っていたいという理由がはっきりしているものが多いです。

たとえばですねー、料理好きな人に、
「加熱用の調理器具なんてディープパン一個あればまかなえるだろw」
といったところで、まあ、あなたはそうでしょうけどわたしは鍋も魚焼きの網も欲しいです、といわれるだけという状態に似ているのかもしれません。

あとはものぐさだということ。私はものぐさですぐにやらない場合もうやらないことが多いんですよ。
はさみは家の中の、私がよくいる場所や玄関、ごみ箱の近くにありますけど、
開封したりタグをはずしたりって言うときにハサミをつかうなら、それがデスクのペンたてに一本あるだけだったら「ハサミ……とおいな面倒だな」って思って、タグを切らない。いつまでも開封しないで結局捨てる。と言う具合になってしまうんです。開封するのに手間がかかるぐらいなら捨てたほうがいい。そんな気持ちになる人はあんまりいないだろうから共感は求めませんが……とにかく、ペンなども同じように、使う場所にはそれぞれ欲しいのです。

だから、私がもし文房具好きとか仕事で文房具のことを考えることがない立場だったとしても、
あちこちに文房具や生活用品をセットするタイプの人間(つまり2個3個同じものを家に持っている)ということは変わらないんでしょうねえ。


人が文房具を捨てている姿を見て、自分の持ち物に対する気持ちも再確認したのでした。
posted by 藤村阿智 at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月11日

ボールペンで絵を描く

ボールペン画で検索するとすばらしい絵がたくさん出るのですが。

私もチョコチョコ描いていますが、普段の絵をボールペンで描いたよっていう程度のものです。
精密画からデッサン、線画もいろいろ描けるんですよね……
私も「ほ〜らボールペンでこんな絵がかけますよ」ってのやりたいけど、
圧倒的にデッサン力がなく、根気がないからムリだな……

油性ボールペンで描いてみた絵 #イラスト #ボールペンイラスト #illustration #ballpointpen #文房具

AchiFujimuraさん(@achifujimura)が投稿した写真 -




こんな感じで。
油性ボールペンだとこういう濃淡が出せます。線の太さも使い分けられる。
ゲルインクはこういう風になりません。ただ、ゲルインクはゲルインクで、くっきりした絵を描くのに最適ですから
どっちがいいとか悪いとかではなく、「別のもの」って感じでしょうか。

ボールペンイラストその2 #イラスト#ボールペンイラスト #ballpointpen #illustration

AchiFujimuraさん(@achifujimura)が投稿した写真 -




ついでにこんな風にも描いてみる。
ちょっとはボールペンの線を生かして濃淡を出してみた。

思わぬところでダマが出現するとちょっと「アッ!」ってなりますね。

ボールペン スーパーグリップキャップ07 【黒】 BPSGPNFB



今回使ったのはPILOTのスーパーグリップ0.7、キャップ式。
油性ボールペンでも低粘度油性のペンは黒すぎて、絵を描くにはいまいちだから、
昔ながらの油性ボールペンが良いと思います。
とは言ってもどんどん改良されていると思うので、いつまでも昔ながらのインクじゃないのかもしれません。

ボールペン画を描いてる人はだいたい「お気に入りペン」があるはずなんですけど、
メーカーが仕様を変えたらいままでのように絵が描けなくなるだろうから、
道具が変わるって言うのは大変なことだなあと思います……
posted by 藤村阿智 at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月08日

Instagramはじめました

いまさらですがInstagramはじめました。

AchiFujimuraのInstagram

はじめたきっかけは好きなアーティストの投稿をみたり、いいね!を押したいという欲望だけなうえに、
ほかのとうこうに「いいね!」を押してしまうと好きなアーティストの投稿が埋もれてしまうかもしれないので
いまのところ私からのアクションは(他の人には)一切ないです……フォローもその人たちだけ。

……という限られた使い方なんですが、投稿するのもまあ面白いので
写真のUPはしています。
自分の過去イラストと、最近描いたイラストを。
手に入れた画材や文房具で作成したイラスト、作品もUPしますので、
どんな文房具でどんな絵を描けるかっていうネタもありますよ。

漫画用筆ペンで描いてみた #漫画 #画材 #イラスト #illustration #comicillustration #stationery #brushpen

AchiFujimuraさん(@achifujimura)が投稿した写真 -




こんな感じで。
たまにチェックしてみてください。
posted by 藤村阿智 at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月07日

猫の日猫文具

2月22日は猫の日だった。……でももう10日以上前の話ですけど。

猫文具を紹介しようと思ったけど、たいして持ってなかった。
猫だからって理由では文房具をかわないからなあ……
相当、かたちがおもしろくないとね。
ただ猫の模様がついてるとか、猫の柄だとかはだめだし、
猫ってみんな好きだから沢山あるんだよねえ。

800_RIMG0535.jpg

そんな中でも購入したのはこの二点。
猫型ホッチキス。なかなかでしょ。
猫ボールペン。思い切ったデザインがいい。

webani_neko3.jpg

ほかにも、猫デザインだとこんなものも持っている。
しかしこれは、
・テープのり
・修正テープ
・スティックのり
と三種類なのに、どれがどれだかパッと見でわからない!という、混乱するデザインなんですよ!!
間違って使う悲劇が目に浮かぶよ!!

webani_neko_pen02.jpg

こちらはキャップが猫のかたちをしたマーカー。
ここまでちゃんと丸いとかわいいですね。ついついそろえたくなるという。

posted by 藤村阿智 at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

鉛筆削り「くるくるカールくん」のこと

2015年のISOT(文房具の展示会)で見かけて、
「おもしろい!欲しい!」と思ってた「くるくるカールくん」という鉛筆削り。

絵を描くので、色鉛筆や普通の鉛筆などを削ることが多い私は、鉛筆削りを結構使います。
あまりこだわりはなくて、ドイツ削りが一番使いやすいし、あとはその辺に転がしている
見た目だけで購入した鉛筆削りでも全然気にならないタイプ。

正直、すごいめんどうがりやの私は
削り器がみあたらない→さがさない→鉛筆を削らない→先が丸いままで限界まで使う
ってパターンが多いので、使いやすさよりも「手元にある」が一番重要なんですよね。

カール事務器 くるくる・カールくん オレンジ CPS-80-O



ということで、安いドイツ削りなどを買って机に3つも転がしている私ですが、
久しぶりに「コレ使ってみたいな」と思う鉛筆削りが「くるくるカールくん」だったんですよ。
普段は、どんなにいろんな良い機能の鉛筆削りが出ても、あまり気に留めなかったというか。
多分買っても「コレじゃなきゃ」って気持ちにならないだろうと……

まあ「使ってみたいな」と思いつつ、月日は流れ、くるくるカールくんを買わずに過ごしてたんですけど、
こないだ文具店でとうとう購入しました。「そうだこれ使ってみたかったんだ」と思い出して。

でも買ってから1ヶ月近く放置してしまい……
数日前にこのブログを更新したとき、「amazonでは星2つだね」って自分で以前の記事に書いてるのを見つけたので、いまの評価はどうかな? と思ったら、なんと、評価件数は増えたけど星は2つのままというか……
むしろ悪くなってるんじゃ……
レビューを読んでみても、
・使えない
・発売するのは早かったんじゃないか
・芯が折れて削れない

ってかんじで、「そんなものなの??」とびっくりして自分の色鉛筆を削りまくってみたわけです。

一本目から「これはコツがいるな……」というかんじ。
たしかに、子どもや、器用じゃない人にはこれは使えないかも。
ちなみに私は器用じゃない上に大雑把でうごきが雑なんで、けっこう色鉛筆の芯を折りました(笑)
色鉛筆のほうが芯がやわらかいんで参考程度ですが、子どもの鉛筆も2Bとかだとけっこうやわらかいんじゃないですかね。

使い方としては、
・刃の動きに集中してまわす
・とにかく鉛筆を短く(削り器からなるべく近く)しっかり持つ
・持っている鉛筆をキレイに並行にして、回した刃がひっかかって持って行かれそうなのにも耐える
・強く回しすぎるとブレて芯が折れる、やさしすぎると削れないからちょうどよく削る

……と、ちょっと気を使う部分が多すぎる繊細な道具なのでした……

見た目のわかりやすさとかはよかったんだけどなあ。
やっぱ刃の部分を固定しているわけじゃないからブレが出ちゃう。
使ってみれば「あ〜……」ってかんじなんですが使わずにはわからなかった。

レビューには
「削りカスをすてるときに間違って刃も捨ててた。もう刃がなくなったから削れない」
って内容のものもあって、「そんなことあるの?」と思ったけど、
実際削りカスを捨てようとすると刃も落ちますね……
溜まって刃の方にくっついちゃった削りカスをトントンって叩いて落としたりしてると、ぽろっと取れちゃう。

もうひとつ言えば、削りカスをいれてる部分のふたがはめにくい。
はずすのも破裂するかんじで散らかしちゃうんですが、はめるときも
毎回「ん? んん??」ってなるなあ。

ということで、上手に使える大人にはいいけど、子どもには使いづらそう。と思いました……


あと、「上手に使えない私が使った場合」ですけど、削った鉛筆の芯が捻れて削れちゃうんですよ。
(写真を参考にどうぞ)
削りすぎちゃってるかんじだな。なかなか使いこなしはムツカシイ。
kurukuru.jpg

ちなみに普段使ってるカエルちゃん鉛筆削りで削った芯先
(同じ鉛筆を削りなおしてみました)
kaeru_kezuri.jpg

うーん。
posted by 藤村阿智 at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

万年筆用インク「京彩」「京の音」使ってみました

文具の中でも万年筆は敷居が高いといわれますが、
好きな人はとっても多い文房具です。
とくに文房具が好きじゃない人でも、万年筆は好きって言う人も多いと思いますよ。

かくいう私は文房具好きなほうですが、万年筆はサッパリ……
一本だけ持っている万年筆はいただきもので、もらってから10年近く経つのに、まだブルーブラックのカートリッジインキをひと箱使い切らないぐらいの頻度で使ってるという……
手紙には結構使っています。

インクといえば、私は万年筆に入れるものではなくて絵を描くための「カラーインク」を中学生ぐらいから使ってます。
一つ一つが高くて、沢山の色をそろえることができないので、茶色系の色を買って主線に使ったぐらいですが。

なので、いまもカラーインクは万年筆で使わずにつけペンで使ってます。

tagink_pensaku.jpg

そんな私ですが「京彩」(きょういろ)、「京の音」(きょうのおと)を使ってみました。
「京彩」は「伏見の朱塗」、「京の音」は「青鈍」を選びました。

tagink.jpg

京都をテーマにしたインクと言うことで、やはり京都らしい朱の色を使ってみたいと……
京都に住んでたんですけど、朱の色って街で使えないんですよね。看板やらも赤はダメなのはもちろんのこと、こんな朱色は飾れないというか、特別な京都の色なんですよ……


(写真、暗くてキレイに取れなかったので参考程度にしてください……本物はもっといい発色です……)

tagink_fushimi.jpg

鮮やかで、いい濃淡が出ますね〜。


つぎは京の音の「青鈍」(あおにび)、これは個人的にブルーブラックが好きなので選びました。



tagink_aonibi.jpg

もうほんと、描いてあるものに意味はないんですが……
京野菜のような(?)
彩度は低いけど、確かに青を感じる渋い色です。なんか年月がたってるような、だからこその「鈍」なのかな。


紙はマルマンのジウリスです。
万年筆向けの紙をいろいろもってると思ったけど、すぐに発掘できなかったので、手近にあったいい紙ということで。

tagink_pen.jpg

いろんなペン先で書いてみました。
つけペンで書くと、強弱がついてより味のある字になると思いますが、その分インクがたっぷり乗りすぎるので、渇きは遅いしにじんでしまうこともあります。裏抜けはほとんど出ます。やっぱり万年筆用インクは万年筆に入れて使うのがらくちんですね。
ただ、つけペンも
・サッと使える
・いろんな色に変更して使いたいときは超便利
・強弱をつけることで表現の幅が広がる
ということで、試してみてはいかが? (つけペンがもっと漫画描き以外にも使われたら嬉しい)

京都の文具店TAGオリジナルインク「京彩(きょういろ)」 万年筆・筆・ガラスペン等に
http://www.takedajimuki.co.jp/kyo-iro/

京の音 kyonooto / 文具店TAGオリジナル万年筆インク
http://www.takedajimuki.co.jp/kyonooto/

両方とも、企画・販売は京都の文房具店「TAG」です。
私は(だいぶ前にですが)こちらの本店で働いていたこともあって、今でもスタッフの皆さんと時々情報交換などしています。私が居たころは京都の本店と、二条店の二店だけだったのですが、現在は新しいお店を出店するだけでなく「京都らしい」商品の開発・販売もされているということで、いろいろがんばってるな〜と元スタッフとしては応援したい気持ちです。

和風のインクももちろんいろんなメーカーが出されていますが、京都という土地で、いままでインクでおなじみのメーカーさんではなく、京都草木染研究所というあたらしい視点からの商品と言うことで、いろんなインクをすでに使ってる人も、ちょっとこれも試してみる価値はあるのかも。


まだ発売されたばかりで、なかなか手にはいらなかったりするみたいですが、どうぞ文具店の新しい試みを応援してください。
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2015年10月20日

文房具本の世界に期待の新星


夏休みの宿題で作った文房具図鑑がすごい - デイリーポータルZ:@nifty
http://portal.nifty.com/kiji/151020194854_1.htm


小学生の男の子が、使った文房具をイラストつきで紹介・批評する本を、
100ページという大ボリュームで作成した!とのことで大変話題になっています。




私もこの図鑑のコピーを、ブングジャム二次会で見せてもらったのです。
個人でほそぼそと文房具本を作ってる私にとっては内容が気になるところです!

いや〜、すばらしいですね。
もっとみんなが自分の好きな文房具の話を冊子にすればいいと思ってるので
大歓迎です。

ブログは終わりとはじめがないので読むが好きじゃないんですよ。
本で「ここからここまで、僕の言いたいこと」ってなってるのが好き。

小学生にして、自己満足だけでなく人も楽しませようと漫画やイラストなどのコンテンツを突っ込んでくるところもすごい!
私も雑誌のような、何度も読めて、写真とデータだけじゃない本が読みたいし作りたいといつも思ってる。

100ページのボリューム……
私だってもう13冊も出してて350ページ以上文房具のこと書いてるモンね〜!!!
(本気で張り合う)
11年かかってるけど〜!!って、そうか、この文具本を作った健太郎君が生まれた頃から書いてるのか……


デイリーポータルの取材記事を読むと、きっかけはMONO消しゴムについて知ったところかららしいけど、ボールペンを漫画作成のために使ってたとか、漫画を描いてるうちに文房具にはまったというところが私にも覚えがある展開。

↓こっから自分語り
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私も子どもの頃から漫画を描いていまして、

■小学三年生でページにコマをわって漫画を描く
 →漫画を描くために、らくがき帳の存在を気にするようになる(文具店で買いたいものができた)

■本を作りたい。と思って、遠足のしおりみたいに綴じることを思いつく
 →ホッチキスに興味がでる。綴じるためにページ数がある漫画を(紙の両面に)描き始める。

■小学四年生、本のページ数を増やすためにクラスメイトから漫画を募集する。
 →キングジムのクリアファイルを発見、漫画を痛めずに回覧できると感動する

■中学二年生あたりからオタクになって、仲間内のコピー本を作成したり、
 イラストの描き方を研究したり、友達と通販で画材を共同購入したりする
 →「スクリーントーン発注するけど一緒に買う人いる〜?」みたいな掛け声が響く教室でした
 →ホッチキスで止めたあとに「製本テープ」を巻くことを覚える
 →ロットリングに憧れながらつけペンの練習をする

■高校、専門学校あたりは安定して文房具・画材店で使いたい材料を探す日常が続く

■21歳、無職、近所の文房具屋さんがなぜか「パソコンに詳しい人」という条件の
 スタッフ募集を店頭に貼っていたので、応募して入社しシステム担当になる
 →どっぷり文房具の世界へ……

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やっぱり、何かを描く・書くことを続けていると、文房具からは離れる隙がないわけですよ。
漫画家さんとかには文具好きが多いんじゃないかしら。
小説家、ライターなどの執筆業でも多いですよね。
事務職も、「あっこれ使いやすい!」に気がつくと一気に文具の世界へこんにちは。

最初に紹介した本の作者:健太郎くんも、ぜひこれからも漫画を描いて、そのついでに「使いやすい・表現に役立つ文房具」を見つけていって欲しいなあ。
そしてまたいい文房具ネタが溜まったら本を作って欲しい!
posted by 藤村阿智 at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月26日

また鉛筆削りを買う

たまにはフライングタイガーへでかけて、あたらしいデザインの文房具をチェックしているのです。

結構思い切ったデザインの文房具が発売されたりしていて、
さすが安くても沢山作る会社は冒険するな〜とへんなところに感心したり……

しかしたくさんあるので、相当基準をしっかり持って
気を確かにして巡らないと、すぐかごが沢山の文房具で埋まるのではないかと不安になる。
一つ一つが数百円なのも、ついつい買ってしまう理由に……

しかし毎回、なんとか数個で押さえているのです。
電卓はあまり考えずに、新作があって、それがワタシにヒットする変なデザインだったら買います。


こないだ購入したのはこの鉛筆削りです。

kinoko_kezuri.jpg

キノコ柄。キノコ好きなもんで。
鉛筆削り自体はいろいろ持ってるし、正直なところ1〜2個あれば十分なんですが、
キノコが……描いてあったから……

こないだはカエルの鉛筆削りを買いました。
なんとなく、鉛筆削りは機能よりもチープでかわいいデザインを選んで買ってしまっている。
機能が優れている鉛筆削りは、いざ買おうと思うと「でもうちに鉛筆削りはいっぱいあるからなあ……」と思って我慢してしまう。

一応、鉛筆も使うのでチョコチョコ使ってますよ。実用的!

あ、鉛筆削りの新商品といえば
「くるくるカールくん」は欲しいですね。見つけたら買う予定です。

カール事務器 くるくる・カールくん オレンジ CPS-80-O



amazonのレビューは今のところ星2つですね。
不満点もわからなくは無い。その都度削りかスを捨てなくちゃいけないのはしょうがないと思うけど。
posted by 藤村阿智 at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする